パリ五輪の女子ボクシング66kg級で、イマネ・ケリフ(イマネ・ヘリフ/イマン・ヘリフ)選手が出場し炎上しています。
しかしイマネ・ケリフ選手は元男性のトランスジェンダーではなく、染色体異常のよう。
そこで今回は、
イマネ・ケリフ選手はトランスジェンダーではなく染色体異常!?
についてまとめます。
【動画】パリ五輪の女子ボクシングでイマネクリフが炎上!
2024年8月1日、パリオリンピックの女子ボクシング66kg級の2回戦があり、イマネケリフ選手が登場。
試合開始46秒で相手選手のアンジェラ・カニ選手が激痛を感じ棄権。
イマネケリフ選手が勝利しました。
女子選手は棄権したらしい#パリ五輪 #トランスジェンダー pic.twitter.com/mKSr80lBeE
— カシミール88 (@kashmir88ks) August 1, 2024
明らかに男性VS女性という試合ですよね。
イマネケリフ選手の体格も身長も明らかに男性に見えます。
といった声が溢れ、大炎上しています。
女性の尊厳が踏み躙られました。
こんなん認められたら女性でスポーツ頑張ってる人の権利なくなるやん
イマネケリフのwikiプロフィール
生年月日:1999年5月2日
年齢:25歳
身長:178㎝
国籍:アルジェリア
そこまでしてボクシングがしたかったんだ!
イマネヘリフの経歴
イマネ・ケリフ選手の経歴をみていきましょう。
19歳:2018年からボクシングの試合出場
2018年のAIBA女子世界ボクシング選手権では、
ケリフ選手はカリーナ・イブラギモワに1回戦で敗れ、17位に終わった。
22歳:2021年東京五輪
2020年東京五輪ではアルジェリア代表として出場し、準々決勝でアイルランドのケリー・ハリントンに敗れます。
23歳:2022年IBAチャンピオンシップ
2022年のIBA女子世界ボクシング選手権で、ケリフはチェルシー・ハイネンを破り、アルジェリアの女性ボクサーとして初めて決勝に進出しました。
その後、決勝でエイミー・ブロードハーストに敗れ、準優勝に終わった。
24歳:2023年世界選手権は不合格
2023年3月、イマネ・ケリフ選手は再びIBA女子世界ボクシング選手権の決勝に進出したが、金メダル決定戦の直前に資格基準を満たさなかったとして失格となりました。
国際ボクシング協会(IBA)の発表では、
といった理由で失格となっています。
25歳:2024年パリ五輪は出場!
IOC国際オリンピック協会は、IBAの規則とは違う規則のため、イマネクリフさんの出場を許可しています。
またIOCはトランスジェンダーに関しての発表で、
国際オリンピック委員会(IOC)は今年1月に指針を改定。以前は男性ホルモンのテストステロン値が一定期間、基準値以下のトランス女性は女性競技に出場できるとされていたが、12歳になる前に性転換を完了した選手に限るという基準が設けられた。
引用元:https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2024/07/post-105020.php
トランスジェンダーの選手も12歳以下で性転換を終えていなかれば出場できない厳しい基準が設けられています。
イマンヘリフの性別は女性!病気だった!
イマネ・ケリフ選手の性別についてみていきましょう。
性別は女性
イマネ・ケリフ選手は女性です。
産まれた時から女性なんです!
ではなぜこんなにもムキムキになって、男性にたいな見た目なのかみていきましょう。
染色体異常だった!
イマネ・ケリフ選手はアンドロゲン不応症という性分化疾患だと噂されています。
どんな病気?
アンドロゲン不応症(AIS)は、性分化疾患の一つで、染色体が男性(XY)であるにもかかわらず、身体的には女性として発達する状態です。
これは、男性ホルモン(アンドロゲン)が体内で正しく機能しないために起こります。
主な特徴
染色体: XY染色体を持っていますが、外見は女性です。
性器: 外性器は女性型ですが、内部には精巣が存在します。子宮や卵管はありません。
ホルモン: アンドロゲン受容体が正常に機能しないため、男性ホルモンの影響を受けません。
思春期: 思春期には乳房が発達しますが、月経はありません。
種類
完全型(CAIS): 外見は完全に女性で、性別のアイデンティティも女性です。
不完全型(PAIS): 外見は部分的に男性化している場合があります。
軽症型(MAIS): 外見は男性ですが、精子形成不全などの症状があります。
治療
女性として育てられる場合: 思春期以降にエストロゲン補充療法を行います。
男性として育てられる場合: 外科的な治療やホルモン療法が行われることがあります
幼少期の写真は?
イマネ・ケリフ選手に対しての誹謗中傷を受けて、ご家族などが幼少期の画像をSNSに投稿しています。
こちらの写真を見ると、確かに女の子ですよね。
元男性ではない女性ですよね。
トランスジェンダーの問題ではないことがわかります。
しかし男性ホルモンの影響で筋肉も体格も違った選手と女子選手とでは明らかに不公平感はありますよね。
ナチュラルドーピングというか…
ただイマネクリフ選手が出場できないというのも何だか可哀そうでなりませんよね…
難しい問題です。
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